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WWDC 2013 フォトレポート 第2弾

2013年6月10日(月)から14日(金)にかけて開催されたWWDC2013(Apple Worldwide Developers Conference)のフォトレポート第2弾です!第1弾に引き続きMOSA理事・中野洋一がリポートいたします!

4年ぶりのサンフランシスコは…

こんにちは。MOSA理事の中野です。
今年は4年ぶりにサンフランシスコを訪れました。
会期中は晴天続きで大変過ごしやすく、このまま住んでみたくなるほど心地よかったです。
ただ、街中にはホームレスが前回来たときよりも増えていて、アメリカの悪い景気を垣間見た感じです。

開発者にとっての今年のWWDCは!?

さて、肝心のWWDCですが、すでに日本では多くのメディアでキーノートスピーチが報道されています。
iOS 7やOS X Mavericsなど、ソフトウェアの刷新を前面にアピールし、MacBook AirやMac Proなどのハードウェアも織り交ぜたてんこ盛りの内容でした。
新しいデバイスやiPhoneの発表はありませんので、肩すかしを食らった方も多いと思いますが、WWDCは開発者向けのイベントですので、現地ではとても盛り上がりを見せていました。

キーノートスピーチは朝の5時から並びましたが、すでに多くの人が列をなしていました。随時コーヒーやドーナツの差し入れがあったり、せっせとチラシを配る人がいたりと、並んでいる間はさほど退屈ではありませんでした。


開始2時間前には会場内に入ることができたのですが、そこからは列が崩れて横に拡がって順番も何も関係なくなりました。が、さすがはみんなプログラマです。秩序を守って譲りあってキーノート会場へと進むのでありました。

iOSやMac OSの未来を体感したWWWDC2013

キーノートが終わるといろいろ各テクノロジーに分かれてセッションが始まるわけですが、その内容はNDAなのでここには書くことができません。しかし、すべてのセッションにおいて、iOSではかつて無いほど新しい技術が投入されています(もちろんOS Xも)。すべての技術をリリースされる秋までに習得するには、かなりの努力が必要でしょう。刷新されたユーザインターフェイスへの対応だけでもかなり苦労しそうです。

iOSやOS Xの未来を感じることができて、本当はもっと喜ぶべきところですが、iOS 6との共存をどうしようか…とか、ネガティブな感情も抱いてしまうのが正直なところです。
幸い、セッションのビデオは即日公開されましたので、その内容は日本でゆっくり復習することができます。
これからは私も含めて、日本のプログラマの多くが、iOS 7やOS X Mavericsの新技術にチャレンジしていきます。

MOSAではセミナーやイベントを通じて、技術的なサポートやプログラマ同士の交流を深めるための、様々な支援を会員の皆さまにご提供させていただく計画を練っています。
今後ともMOSAをよろしくお願いいたします。

WWDC参加者向けパーティー:ビアバッシュ

【おまけ】木曜日の夜には、会場のとなりにあるヤーバ・ブエナ・ガーデンで恒例のビアバッシュが開かれました。
陽が高いうちからスタートしたイベントでは、いろんな種類のビールや軽食が参加者に振る舞われました。

今年は手巻き寿司がなくてさみしかったです(経費削減か?)。かわりにタコスは山ほどありました。


日本からの参加者もちらほら見受けられて、なんだかホッとした気分になりました。
今年はチケットの争奪戦が激しかったのですが、来年はどうなるんでしょうかねぇ~


水曜日にはMOSA会員が集まって、おいしい中国料理をいただきながら盛り上がりました。
サプライズとして、ニューヨーク在住の会員さんが、特別に例のメガネを持ってきてくださいました。
これをかけると相手の戦闘力がわかる…もとい、いろいろな情報が小さいディスプレイに表示されたり、見えている映像を録画できるすごいメガネです。
音声認識もちゃんと使えて、未来のデバイスに皆さん釘付けでした。

報告者:中野 洋一(MOSA理事)