「プログラマ」や「システムエンジニア」など、この業界のプロフェッショナルには、伝統的に堅めで理科系の呼称が与えられてきました。
そして、ソフトウェアを作り上げるための作業は「開発」と呼び習わされています。
しかし、自動車や建築など、他の分野でも優れた製品や建物がアートと見なされるように、優秀なプログラミングの結果生み出されるソフトウェアもまたアートであり、その開発過程は作品制作に他なりません。
2007年11月、MOSAは、私たちを取り巻くこのような情報環境の変化や、ソフトウェア本来の在り方に注目。新会長×新体制の下、ここにソフトウェア・アーティスト宣言をすることにいたしました。
初期のハッカーの1人、メルビン・コンウェイの名言に「コンウェイの法則」として知られるものがあります。
“Any piece of software reflects the organizational structure that produced it”
どんなソフトウェアも、それを作り出した組織の構造を反映する。
優れたソフトウェアを作り上げるためには、会社であれ個人であれ、意識の改革が必要です。
ソフトウェア・デベロッパーからソフトウェア・アーティストへ!
ユーザーには、最良のエクスペリエンスを!
MOSA会長 加藤幹也(前会長)
MOSA理事 一同