2006年4月7日(金)、東京都千代田区のエーアンドエー株式会社セミナールームにおきまして、有限会社オッティモ小池邦人(MOSA副会長)氏による「Universal Binary化実践セミナー」を開催致しました。
2005年11月よりMOSAのプログラミングミニセミナーは、法人会員であり、MOSA名誉顧問 新庄宗昭氏が社長を務めるエーアンドエー株式会社の協力を得て同社セミナールームにて開催しています。
講師の 小池邦人氏
セミナーでは、まず初めにUniversal Binary化に必要な関連ドキュメントの紹介を行い、続いてCodeWarriorからXcodeへの開発環境の移行作業について解説を行いました。
中盤では、Universal Binary化最大の関門である「エンディアンの違い」について説明を行い、後半では、PowerPCとx86CPUのエンディアンの違いによる影響を実際のソースコードを用いて具体的に解説し、様々なケースにおいての実際の処理について理解を深めました。
セミナーの様子。実際に業務でUniversal Binary化に取り組んでいる参加者が多く、実務に即した質問が挙がりました。