MOSA Multi-OS Software Artists

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新会長ご挨拶 

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iPhoneが登場して以来、そのデバイスやシステム、もしくはビジネスモデルに対して様々な場所で色々な評価がなされています。その中で、あまり大きくは取り上げられていなのですが、「Mac + Cocoa + Objective-C」を経験したデベロッパーの数が格段に増えたという事実はかなり重要でしょう。Apple社の発表によると、本年度のWWDCは早々に満員御礼となり(参加者5,200人)、その60%が初めての参加者だったそうです。また、iPhone SDKのダウンロード数も100万を超えました。

iPhone登場以前と比較し、Apple社製品にからむデベロッパーの数は10倍以上になったそうです。Apple社は、MacやiPhoneを中心としたエコシステムに対して大きな基盤を得ことになります。つまり、iPhoneアプリだけではなく、iPhone+Macソリューション構築時のMac OS X用ソフト、iPhone用周辺機器のソフト、そしてApple社が次に準備しているだろう「まったく新しいデバイス」用ソフトなどなど、それらの開発を担うことができるデベロッパーを一定数確保したことになります。

その一方で、iPhoneアプリの開発は、手軽に作品発表ができるApp Storeの存在や、多くの関連書籍の出版のおかげで、あの懐かしいHyperCardの様な雰囲気も醸し出していす。確かに、そこまで簡単ではないのですが、プログラミングという「創造の結果」を手軽に体験できるツールとしては、久しぶりに登場した大物です。そのため、iPhoneユーザの中には、アプリ開発にチャレンジしてみようと思い立ったプログラミング初心者の方も多いようです。また、往年のプログラマーの中には、密かに「現役復帰」を画策する人も少なくありません(笑)。

MOSAは、職業デベロッパーの方々だけではなく、プログラム初心者や学生の方の参加も大歓迎です。iPhone登場により、久しぶりに目が向けられた「プログラミングの楽しさや面白さ」を、さらに多くの方々と共有できればと考えています。そのためには、技術セミナーや各種イベント、そしてWebやオフラインによる会員同士のコミュニケーションを積極的にサポートしていきます。スタッフ一同「MOSA会員が作り上げるMOSA」を目標にがんばりたいと思いますので、会員の皆様のご協力、よろしくお願い致します。

好きこそ物の上手なれ!     

MOSA会長 有限会社オッティモ 小池邦人