iPadアプリケーション開発のための基礎セミナー レポート（6/25）
2010年6月25日（金）、東京都目黒区の大橋会館 におきまして、有限会社オッティモ 小池邦人氏（MOSA会長）による「iPadアプリケーション開発のための基礎セミナー」を開催致しました。
講師の有限会社オッティモ 小池邦人氏（MOSA会長）
本セミナーでは、 まずiPadアプリケーション開発の準備としてドキュメントやサンプルの確認方法が紹介されました。ついで、iPhone・iPadで動くユニバーサルアプリ開発のためのXcodeの知識と注意点、QuickLookとファイル共有、 メディアプレイヤー、外部ディスプレイ接続、更に各コントローラやビューについてなど、新機能についてのノウハウがサンプルコードを参照しながら具体的に解説されました。
セミナーで解説された技術
| （1） iPadアプリケーション開発の準備 | （2）Xcodeプロジェクトとnibファイル |
| （3）iPadプロジェクトにおけるinfo.plistの詳細 | （4）QuickLookとファイル共有のサポート |
| （5）メディアプレイヤー（ムービーの再生） | （6）外部ディスプレイ接続 |
| （7）ビューとビューコントローラ | （8）スプリットビューコントローラ |
| （9）ポップオーバーコントローラ | （10）モーダルビューコントローラ |
| （11）ジェスチャーの認識 | （12）パスの描画（UIBezierPathクラス） |
| （13）PDFデータの作成 | （14）インプットビューとアクセサリビュー |
| （15）テキスト入力用のカスタムビュー | （16）テキスト入力システム |
| （17）Core Textによるテキスト表示 | （18）スペルチェック |
| （19）カスタムエディットメニュー |
今回も54ページの大容量テキストを配布。テキストの解説を確認しながら復習できるよう、サンプルソースコードのコメントには、テキストページが記されていました。
受講者の声（アンケートより抜粋）
・Mac OS/iPhone OSは初心者ですが、概要がつかめて今後の開発に役立ちます。講義内容、テキストについても情報が充実しており助かります。続編もまたお願いします。
・講師の失敗談など参考になりました。
・iPadを開発する上での基本的なAPIの概要が把握できた。大変参考になった。
・ドキュメントにないことを教えてくれるのでよい。
・資料（配布テキスト）がうまくまとめられていて良かった。（同様意見あり）
・現場のノウハウを聞くことができた。
・すでに英文マニュアルは読んでいたが、漏れがカバーできたり、理解を深めることができた。
・3.2の変更点を分かりやすく伝えていただいた。実際の例を挙げていただいたのでイメージしやすかった。
・サンプルのコードが分かりやすい。（コードに配布テキストの）ページ番号がコメントされていて親切。
・プロジェクターに投影されるコードがテキストに載っていてよかった。（プロジェクターのみだと判り辛い）
・自分でもiPadの機能を調べたのですが、調べきれなかった点が多くて困っていました。今回のセミナーで自分が知らなかった機能を知れたことが良かったです。
沢山のご参加、ありがとうございました！次回のMOSAセミナーにもどうぞご期待ください！