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第16回 MOSA Tech Meeting レポート(8/20)

2016年8月20日(土)の午前中、東京都渋谷区の渋谷区文化総合センター大和田におきまして、「第16回 MOSA Tech Meeting」を開催致しました。
今回は、8月に正式発売されたばかりの MaBeee(ノバルス)からソフトウェア開発に関わっている東海林さんが参加され、有意義な時間を過ごすことができました!

ミーティングの様子

「MaBeeeご紹介」ノバルス株式会社 東海林猛さん

東海林さんからは、MaBeeeの開発経緯から、IoTを操るアプリをAppleに申請した際の苦労談まで、幅広くお話しを頂きました。また、MaBeeeのSDKは、積極的に案内はしていないが、既にGitHubで公開していることも発表され、参加理事の増田さんがその場でダウンロード、常用している雰囲気メガネと連携するプログラムを組み、雰囲気メガネの加速度センサーで、MaBeeeをセットしたミニ四駆を操るデモを行いました。


増田さんによると、MaBeee SDKはよくできており、雰囲気メガネのサンプルコードに、MaBeeeのコードを加えるだけで動作したとのことでした。発想次第で色々と夢が広がる楽しいプレゼンテーションとなりました。

「壮大に遠回りな おバカ IoT ブーブー くっしょん」
株式会社芳和システムデザイン 宮一正人さん

宮一さんからは、おばかIoT選手権 2016 Summer、最優勝賞を取った「壮大に遠回りな おバカ IoT ブーブー くっしょん」が披露されました。概要を紹介した後には、実際にその様子をプレゼンテーション。圧力センサーを仕掛けた「くっしょん」に座ると、Bluetoothを介してiPhoneに送られ、LTE回線でクラウド(AWS)に飛びます。踏台サーバー、SIPサーバーから電話をかけ、NTT交換機に続きます。最後にiPhoneに着信し、電話にでると「ブゥ〜」と聞こえてきました。如何に壮大に遠回りするかに苦労した様子が語られ、楽しいプレゼンテーションとなりました。

「Sphinxで作るApple help book」
成田丞さん

成田さんからは、ドキュメント作成ツールのSphinxで、Macアプリのヘルプや技術情報のリファレンス等で用いられるApple Help形式ドキュメントの作成が紹介されました。プレゼンでは、Help Bookの構成と、作成する場合に気をつける部分の具体的な説明がありました。また、開発者目線で多言語対応の分業が可能である点、Windowsヘルプ形式での出力にも対応している点等、開発者には嬉しい内容もありました。
筆者は、経験がないため全体像は掴みきれませんでしたが、成田さんからご自身のWebサイト、「MindTo01s」の紹介もありました。あらためて挑戦してみたくなるプレゼンテーションでした。

プレゼンを披露してくださった皆さん、貴重なお話をありがとうございました!次回のMTMにもご期待下さい!