MOSA Multi-OS Software Artists

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MOSA Software Meeting 2011

タイムスケジュール

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第1日目 11月4日(金)

※11月4日のセッション会場:2F 201会議室

 12:30〜13:00 受付
 13:00〜13:10 主催挨拶
 13:10〜14:10 セッション1

「iOS 5とポストPC時代」
        テクノロジーライター 大谷 和利(MOSA副会長)

 14:10〜14:20 休憩
 14:20〜15:20 セッション2

「Androidアプリケーション開発のポイント」
        egglang 江川 崇 氏

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  • ■概要
    Androidデバイスの出荷台数の増加が著しい今日、Androidアプリケーションの開発も視野に入れているiOSデベロッパーの方も数多くいらっしゃるのではないかと思います。
    Androidは魅力的なプラットフォームで、iOSにはない長所も多いですが、同時に、iOSでは考慮に入れる必要が無かったことも新たに考えなければならなくなります。本セッションでは、iOSでのアプリケーションをリリースされているデベロッパーの方を対象に、Androidデベロッパーからお届けするメッセージとして、現在のAndroidを取り巻く動向や、Androidアプリケーションを開発・リリースする上で検討しなければならないことを、iOSとの差異を中心に、実体験を交えながらお話しします。
     Androidはスマートフォン以外の様々な機器でも活用できますが、今回は主にスマートフォン(タブレット)向けアプリケーションをターゲットとした話をする予定です。なお、プログラミングテクニックの話はしませんので、開発技術に詳しい方でなくとも理解できるのではないかと思います。
  • ■受講対象
    全ての参加者
  • ■プロフィール
    フリーランスのソフトウェアデベロッパーとして数々のAndroid関連の開発に従事。Google 公認 API Expert(Android) 。Androidに関する主な著作としては「Google Androidプログラミング入門」(共著)などがある。Android黎明期からAndroidに関する活動を手がけ、書店に並ぶ本としては世界初のAndroid開発者向けムックを出版したことがある。個人で開発している主なAndroidアプリケーションは、アンオフィシャルなiモードメールクライアント「IMoNi(ダウンロードユーザー数50万)」
 15:20〜15:30 休憩
 15:30〜16:30 セッション3

「Windows Phone アプリケーション開発 最新情報」
      日本マイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部
      UX&クライアント プラットフォーム推進部 デベロッパー エバンジェリスト 高橋 忍 氏

    takahashi.jpg

  • ■概要
    Windows Phone アプリケーションは、PCでなじみのあるC#/VBと高い生産性をもつ開発環境と組みあわせて非常に簡単に高機能なアプリケーションを開発することができます。
    このセッションではWindows Phone の開発を取り巻く環境と、具体的な開発方法についてデモを交えながらご紹介します。
  • ■受講対象
    全ての参加者
  • ■プロフィール
    日本マイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部 デベロッパーエバンジェリストとして新しい技術、特にユーザーインターフェイス技術を中心に開発者への支援活動を続けている。現在はWindows Phone Japan Champ として、国内のWindows Phone アプリケーション開発の支援活動を様々な側面から進めている。
    著書:プログラミングWindows Phone(日経BP社)
 16:30〜16:40 休憩
 16:40〜18:10 セッション4

「スマートフォンアプリで日本発、世界へ」
      TechWave 副編集長 増田 真樹氏

  • ■概要
    急成長するスマートフォン市場。国内だけに限定されたフィーチャーフォンとは異なり、一度作成したアプリやサービスは世界でも展開可能というのが特徴。また、facebookやTwitterなどソーシャルメディアが国内でも急速に普及しているなどのことから、「良いもの、ウケるものを作ればクチコミで広めることができる」という状況となっており、低コストで世界展開が可能というチャンスが横たわっている状況だ。
    現在はまだ過渡期にあるが、ソーシャルxスマートフォンというキーワードで成功への道筋を拓く企業が出てきている。ゲームからツール、ライフスタイルまで日本発、世界で成功するスタイルを事例と共に紹介していく。
  • ■受講対象
    全ての参加者
  • ■プロフィール
     8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。独立系R&D企業にて、ネットワーク関連ハード&ソフトのマーケティング部責任者として活動。シリコンバレーに頻繁に通い、ベンチャー起業等と提携し国内販売網を開拓する。独自企画の製品をプロデュース、世界大手ソフト企業などとも協業も。個人の活動においてネットメディアを活用したアート活動が評価され世界的写真家Rick Smolanによる作品集「CyberSpace in 24hours」の数少ない日本人被写体として採用される。
    1996年独立後、アスキー、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連雑誌で執筆活動を再開。週刊アスキー特集「○○の全て」シリーズを確立するなどITテクノロジー啓蒙の分野で一定の成果を挙げる。1998年に米国シリコンバレーで個人向け証券情報サービスベンチャーの立ち上げに参画。サービスローンチ後帰国。
    ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与、関心空間(取締役)でビジネス領域の拡大、ソニーのブログ等ネットメディア立ち上げ(アドバイザー)、リニューアルプロジェクトとしてNILEPORT、@cosmeなどに関与。その他、多数のブログサービスやSNSのサイトで立ち上げに関与、一定の成果をうむ。坂本龍一さん等が参加するcodeのブログなどの運営なども。
    大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。元時事通信編集委員 湯川鶴章氏のTechWaveに参画。副編集長に就任。スタートアップ向けのイベントを多数開催し成功を納める。

    日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。emacs使い。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。

  • ※スケジュールは変更となることもございますので、あらかじめご了承ください。

第2日目 11月5日(土)

※11月5日のセッション会場:2F 205会議室 3F 大教室
 11月5日は、同時に2つのセッションが開催されます。
参加者はどちらか一つ、好きな方を選んで聴講いただけます。

開催時間 ベーシックセッション 会場
セッション1 10:00〜11:30 「Xcode 4 事始め」 3F 大教室
セッション2 11:45〜13:15 「お手軽マイコン Arduino を iPhone につなげよう」 3F 大教室
セッション3 14:30〜16:00 「デジカメプログラミング入門」 3F 大教室
セッション4 16:15〜17:45 「使いやすいiPhoneアプリの考え方」 3F 大教室

13:15〜14:30は昼食・休憩時間です。

開催時間 アドバンスドセッション 会場
セッション1 10:00〜11:30 「iCloudの理論と実装」 2F 205
セッション2 11:45〜13:15 「Storyboardsを使った開発手法」 2F 205
セッション3 14:30〜16:00 「初めての単体テスト:Xcodeでテストしてますか?」 2F 205
セッション4 16:15〜17:45 「Unityで遊べるWebページを作ってみよう」 2F 205

13:15〜14:30は昼食・休憩時間です。

※スケジュールは変更となることもございますので、あらかじめご了承ください。

ベーシックセッション 
以下の4つのセッションは、基礎的な内容です。

セッション1「Xcode 4 事始め」
        有限会社オッティモ 代表取締役 小池邦人(MOSA会長)

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  • ■概要
    Xcode 4は、前バージョンのXcode 3から大きく仕様が変わり、まったく別のアプリとなりました。
    例えば、今まで別ツールとして提供されていた「Interface Builder」もビルトインされ、その使い勝手も大きく改善されています。また、ARC(Automatic Reference Counting)、Scheme(スキーム)、Entitlements作成(iCloud用)、GUIのAuto Layoutといった多くの新機能も追加されています。
    本セミナーでは、Xcode 4を利用したOS XやiOSアプリの開発手順、ビルトインされたInterface Builderの基本的な操作方法、加えてXcode 3からのプロジェクト移行における注意点などを解説いたします。
  • ■受講対象者
    これからXcode 4を用いアプリ開発をしようと考えている方。Xcode 3からXcode 4へ開発環境を切り替えようと考えている方。
  • ■プロフィール
    1960 年生まれ。(有)オッティモ 代表取締役プログラマー。Apple社とはApple II ユーザとして1980年以来のおつき合い。ソフトを購入するお金がなかったので欲しいソフトを自作していたら、知らぬ間にプログラマーになっていた。代表作に「ColorMagician」「キューティマスコット」「キューティアルバム」「キューティポケット」「GrandMusee」「MOMENTO」「QTJOY」など多数のパッケージソフトがある。「ああ早く引退したいぜ!」と呟きながら、今日もマックのコクピットに座る。

セッション2「お手軽マイコン Arduino を iPhone につなげよう」
        TETRASTYLE(テトラスタイル) 横堀 雅之 氏

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  • ■概要
    イタリア生まれのオープンハードウェア「Arduino」を、iPhone を使って制御してみませんか?
    簡単な LED の点灯、スイッチやセンサーの読み取りなどにはじまり、iPhone アプリやSafari と連携するハードウェアの制作方法を紹介します。
    [内容]
    1) Arduino の紹介
    2) Arduino 開発環境セットアップ(Mac)
    3) Arduino で出来る事
    4) iPhone とArduino の接続 (MIDI篇)
    5) iPhone とArduino の接続 (HTTP篇)
  • ■受講対象者
    必須知識:プログラミングの初歩(代入、IF 文、FOR 文、関数の呼び出し程度)
    あると良い知識:C 言語、Webプログラミング (Javascript, Ajax)、Ethernet (TCP/IPの設定 程度) など
  • ■プロフィール
    TETRASTYLE
    Quartz Composer ユーザーグループから派生したユニット。
    アップルストア銀座で行われた Quartz Composer ワークショップや、O’Reilly Japan が主催する Make Tokyo Meeting などに出展。
    日頃はテトラポッドのポップでキュートな魅力を伝える活動を行っている。
    「コンピュータ×デンシコウサク×テトラポッド = テトラスタイル」

セッション3「デジカメプログラミング入門」
        株式会社かたち開発 代表取締役 細谷 日出海 氏

    hosoya.jpg

  • ■概要
    iOSアプリ開発初心者向けにデジカメプログラミングについて解説を行います。
    基本的な撮影・画像保存・画像表示から、画像加工、アップロードといったデジカメアプリ開発で応用できるテクニックについてデモを交えて説明します。
  • ■受講対象者
    iOS対応アプリの開発を始めた初心者、Objective-Cの基本的な知識を有している方
  • ■プロフィール
    宮城県仙台市を拠点にソフトウェア開発を行う(株)かたち開発 代表。主に地理情報関連のシステム開発を手がけ、スマートフォンアプリの開発も行う。著書に「iPhoneデジカメプログラミング」がある。

セッション4「使いやすいiPhoneアプリの考え方」
        株式会社Art&Mobile 代表 深津 貴之 氏

  • ■概要
    使いやすいアプリケーションの作り方を解説します。
    「どうしてアプリはゴチャゴチャになってしまうのか?その対策は?」といったことを中心に説明します。
  • ■受講対象者
    技術者、非技術者問わず、iPhoneアプリを作ることに興味のある人。
  • ■プロフィール
    株式会社Art & Mobile代表。自作アプリケーションの販売を中心に活動する。
    クライアントワークとしては、MUJI Calendar 等のUIを手がける。
    Twitterアカウント @iphone_dev_jp の管理人。

アドバンスドセッション
以下の4つのセッションは、主に中上級者向けの内容です。

セッション1「iCloudの理論と実装」
        HMDT株式会社 代表取締役 木下 誠 氏

セッション2「Storyboardsを使った開発手法」
        アールケー開発 代表 林 晃 氏

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  • ■概要
    iOS 5から「Storyboards」という新しいツールが登場しました。「Storyboards」を使用するとビュー遷移の可視化とその設定がXcode上から行えるようになり、ビューが切り替わるときのトランジションも設定できるようになります。本セッションでは、「Storyboards」を使用するにはどうしたら良いのか、今までと何が違うのか、カスタムトランジションはどのように設定するのかなどについて紹介します。
  • ■受講対象者
    Objective-CやiOSアプリの開発について基本的な知識を有している方
  • ■プロフィール
    アールケー開発代表。iPhoneアプリ開発のほか、Mac OS X向けの開発や異なるシステム間でのプログラムの移植などを行う。著書に「Objective-C逆引きハンドブック」「基礎から学ぶiPhoneアプリ開発」「iPhoneアプリ開発 熟達テクニック」「C言語逆引きハンドブック」(いずれもC&R研究所)などがある。

セッション3「初めての単体テスト:Xcodeでテストしてますか?」
        株式会社関心空間 CTO 鈴木 バスケ 氏

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  • ■概要
    Xcode 4の基本機能でありながら、あまり使われている気配が見えないテストのお話。基本的な単体テストから、GHUnitを使ったネットワークや非同期のテストのやり方などを紹介します。テストは手法にとどまらず、考え方も大事なポイントなので、テストしやすいコードの設計についてもお話しします。Xcode 4.2から導入された位置情報アプリのテストもご紹介します。ハンズオン形式で、実際にコードを触りながらテストを体験していただきます。
  • ■受講対象者
    中級者。仕事でアプリを普通に作ってますというレベル。
  • ■プロフィール
    System 6の時代からのMacプログラマ。得意な分野はQuickTimeとデータベース。PDA的な持ち歩けるデバイスは昔から好きで、Newton MessagePadの日本語版にも貢献。TapBar、NetiGame、Gothic Everywhere!などを開発。しばらくネット業界のスクリプト使いとなっていたが、iPhoneでアップル開発者として復活。

セッション4「Unityで遊べるWebページを作ってみよう」
        株式会社ゼペット 代表取締役 宮川 義之 氏

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  • ■概要
    Mac/WindowsそしてWeb、無論iOS/Android、さらにほぼ全てのゲーム機。現代のプラットフォームのほとんどを網羅したゲームエンジン、Unityが最近、非常に大きな話題です。拙著で恐縮ながら、「Unityで始める3Dゲーム入門」などの日本語での解説書もどんどん刊行され、多くの人にとって無視できなくなりつつあるUnity。今重要なのは「さっくり体験する」ことではないかと思います。
    本セッションでは、ゲームを作るというと、ちょっとハードルが高いので、マウスクリックだけで遊べる規模のミニゲームをセッション中に作りながらUnityの機能を紹介し、出来たゲームをWebで公開する手順も実践します(もちろん、同じゲームをiOS上で動作させることも可能です。)

    もう一つ重要なポイントはセッション中で紹介することは、全て無料でダウンロードできるUnityで実践できることです。こうしたものを「売れる」ものに昇華できれば、僅かなライセンス料(3万6千円)を払うだけでiOSでリリースすることもできます。
    まずはステップバイステップでの実演を見る機会でゲームエンジンを用いた開発の感触を掴んでいただければ幸いです。そして是非、覚えてるウチにDLして実践してみましょう!無料ですよ!!

  • ■受講対象者
    プログラムやスクリプトのコードを見たことがある人
  • ■プロフィール
    (株)ゼペット代表取締役。実際はほぼ個人開発者。主な作品にiNinjaiYamatoLightBike2PocketVegas、著書に「Unityで始める3Dゲーム入門」など、トップセールを多数獲得。
    ゲーム開発歴は20年ほど、(株)SQUAREにプログラマーとして参加しスーパーファミコンの聖剣伝説2の開発に参加、ゼノギアス・クロノクロスで映像技術の追求、Final Fantasy XIではPS2版リードプログラムなどを勤めたのち、iPhoneブームに乗じて独立し(株)ゼペットを設立。競争の激化に合わせUnityやcocos2dの採用・研究を始め、チームの規模を問わず作品のクオリティを高められる開発方法を模索し続ける。

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