MOSA Multi-OS Software Artists

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【MSMへ参加しよう!】学生の皆さんへMOSAの猛者達よりメッセージ

2007.11.23〜24 2007.11.20まで

「MOSA Software Meeting 2007(MSM2007)」はただ今、最終の申込受付中です。
私たちMOSAのメンバーは、一人でも多くの学生の皆さんにMSMへ参加していただきたいと思い、このページに皆さんへのメッセージを掲載しました。メッセージに込めた熱い思いを感じたら、是非ご参加ください!

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msm2007-mess-kato.jpg可能性にトライ!
MOSA会長 加藤幹也

学生のみなさんへ
ちょうど私が学生だったころ、パソコンというものが世の中に登場してきました。驚きと同時に、夢や希望が膨らんだことをよく覚えています。
今は、パソコンは当たり前の道具として、オフィスや学校、家庭で使われています。
テレビやラジオが当たり前過ぎて、その原理を今日の多くの人が気にもかけないように、コンピュータの原理や可能性を考える人が少なくなったように思います。しかし、医療であれ映像であれ通信であれ、技術の進歩の裏には必ずコンピュータが存在し、その進歩が多くの産業を前進させているのはまぎれもない事実です。コンピュータを知り、その技術を磨くことは、今日でも有意義であるだけでなく、その可能性は益々大きくなっていると言えます。
私たち MOSA は、その可能性にトライし、一人でも多くのすばらしいエンジニアの育成を目指しています。
未来は、まぎれもなく、若いみなさんの一人一人の手に委ねられています。このエキサイティングでインテリジェントな世界で、可能性にトライしてみませんか。そこにはきっと、成功とか失敗とかではなく、あなたを知的に満足させてくれるものがあるはずです。
Welcome to MOSA.
msm2007-mess-koike.jpg無から有を生み出すことの魅力
MOSA副会長 小池邦人(MSM実行委員長)

私がプログラミングによるソフト開発に魅せられてきたのは、それが音楽、絵画、彫刻、陶芸などと同様に「無から有を生み出す」作業だからです。そこから生み出された物は道具として有用なだけでなく、人々に感銘を与える別の何かも持ち得ます。最近忘れがちなのですが、パーソナルコンピュータを用いる創作の原点はこのプログラミングです。そして、その作業こそパーソナルコンピュータの最大の魅力として愛され継続されるべきだと確信しています。MOSAでは「無から有を生み出す」楽しさを、より多くの方々と共有したいと考えています。学生の皆さんのMSMへのご参加を心よりお待ちしております。
msm2007-mess-takamasa.jpg熱い志を持って集おう!
MOSA常任理事 高橋政明(MSM2007実行委員)

学生のみなさん、レボリューション・イン・ザ・バレーは読みましたか?
開発者が書いたMac開発の物語です。この本に共感できるすべての人々にMSM参加をおすすめします。
MSM参加者の多くが様々なソフトハードの開発を手がけて来た人たち、最前線で活躍されている方たちです。キーノートをはじめセッションも魅力的ですが、懇親パーティでの講師や参加者との直接の交流は貴重な機会となるはずです。講師も参加者も熱い志を持った人たちですから。
将来自分の仕事を熱く語れるようになるため貴重な機会となるはずです。
※レボリューション・イン・ザ・バレーのもとになったwebサイトはこちらです。日本語版の書籍も出版されています。
msm2007-mess-takamako.jpg学習効率を最大限に高めよう
MOSA常任理事 高橋真人(MSM2007実行委員)

学生のうちからプログラミングに興味を持たれることは、私から見ればとても羨ましいことです。ですが、今のコンピュータはカバー範囲が余りにも広く、やれることも広大なため、自分一人では手に負えないどころか、やり方を見つけるだけでも一苦労です。その意味で、プログラマーのコミュニティーに所属することは皆さんのプログラミング学習の効率を最大限に高めるためには欠かせないと言ってよいでしょう。
MOSAにはプログラミングのベテランが多く名を連ねています。
Macintoshでのプログラミングを目指すなら、MOSAに入るのは「近道」と言ってよいでしょう。まずは、ソフトウエアミーティングに参加するところから始められてはいかがでしょうか。
msm2007-mess-otani.jpg大学での知識 × MSMでの情報 → ∞
MOSA常任理事 大谷和利

いわゆるIT業界を目指す学生さんは「業界内のビジネスの在り方がよくわからない」、あるいは「学校で学んでいるプログラミングスキルは実社会で役に立つのだろうか?」という疑問を抱えている方が少なくないようです。これに対して、システム開発などを行っている企業のほとんどは、「就職してから実践的な知識や情報を身に付けて、成長していければよい」と考えているフシがあります。
実際のところどうなのか? といった質問を、就職前の学生さんがソフトハウスに対して質問できる機会は多くないと思われますし、そもそも両者の考え方に冒頭のような隔たりがあるとすれば、なかなか気軽に相談して疑問点を解消するというわけにはいかないでしょう。また、既存の企業に就職することだけが大学での知識を活かす唯一の方法ではありません。自ら起業してソフトウェアやサービスを世の中に送り出したり、プログラミングはあくまでも趣味として楽しむという選択肢もあるのです。さらに、IT分野では、プログラミングスキル以外でも、ユーザーインターフェースやアイコンデザインなど複数分野の才能が求められています。
NPO法人MOSAは、ソフトハウスやハードメーカーのスタッフ、インハウスプログラマ、起業家、ホビイスト、テクノロジーライターなど、様々な切り口でコンピュータ業界に携わっている人たちの集まりです。そのMOSAの主要メンバーが、年に1回、大集合して多岐にわたるセッションを繰り広げるのが、MOSA Software Meeting(通称MSM)です。学生の皆さん、MSM 2007に参加して、業界のベテランのユニークなセッションに耳を傾けたり、日頃の疑問や質問をぶつけてみませんか?そして、大学で得た知識を生の情報と融合し、これからの進路に活かしてください。
msm2007-mess-negishi.jpg女性開発者がキーになる〜新しい潮流に乗って〜
MOSA運営委員 根岸恭子

学生のみなさんへ
私がMOSAのMSMに参加を始めたのは6年程前になります。初回は、恐る恐るだったのを覚えています。
今振り返ると、アップル社のセッション、その時行われた講師陣のセッションが貴重な内容で勉強になった事はもちろんですが、開発されている製品への情熱や開発への探究心に刺激を受けその後、自分の仕事に対する時の気持ちに変化があった事を覚えています。次年度以降も、MOSAへの参加が許されたのは、私の変化が周りに伝わったからではないかと考えています。ぜひ、皆さんも技術的な吸収も良いですが、刺激を受けに来てください。
ところで、私を含め例年女性の参加は多くありません。私が恐る恐る参加したのも、この事が心配だったという面もあります。世の中には、女性の開発者は大勢いますし、ユーザーとしても女性の存在は大切です。新しい潮流の中には、もちろん女性のみなさんも含んでいます。是非、参加をお待ちしています。