セッション1:09:45〜11:15
Leopardにおけるグラフィック関連の各フレームワークをの特性を紹介し、それらを有効に活用したアプリケーション開発の指針について解説を行いました。参加者からは複雑なドキュメントを整理するためのよいナビゲーションとなったとのコメントが多く寄せられました。
RubyCocoaの作者である講師より、Mac OS X上でのRubyCocoaを中心としたプログラミングについての現状が最新トピックなどを交えながら紹介されました。RubyCocoaがどのように生まれ、Mac OS Xに正式採用されるに至ったかという作者ならではの歴史も聞けて貴重だったという声が寄せられました。
セッション2:11:30〜13:00
新時代のソフトウェア開発ビジネスのあり方をMozilla Japanでのオープンソースビジネス事例を取り上げながら、ゲストスピーカーとのディスカッション形式で語られました。参加者からは「FireFoxの日本語版開発の実情を聞けてよかった」、「盛りだくさんで濃い内容のセッションだった」との感想が挙がっていました。
CrossOver Mac、Parallels Desktop for Mac、VMware Fusionの3製品の代理店担当者を招き、Q&A形式で、各製品についての特徴や今後の展開についてディスカッションを行いました。Mac OS X上の代表的な仮想環境を扱う3社が一堂に会するという、めったにない貴重な機会で、各製品の特徴の比較ができて有意義だったという感想が寄せられました。
セッション3:14:30〜16:00
マルチプラットフォーム向けGUIアプリケーション開発環境を提供する企業の担当者より、この環境を使用したプログラミング方法と、クロス開発のメリットについて語られました。参加者からは大変興味深い内容であったとの声と共に、今後もマルチプラットフォーム向けのセッションを期待するとの要望が寄せられました。
Macintoshに搭載される各プロセッサーの特徴やソフトウェアを最適化する上でキーとなる要素が解説され、次いでMac OS X向けインテルソフトウェア開発製品の紹介がありました。特に、インテルが開発してオープンソースとしても提供されているThreading Building Blockという製品は、気軽にマルチスレッドのパワーを利用できる仕組みとのことで、受講者も興味深く聞き入っていました。
セッション4:16:15〜17:45
無線カードシステムの「Sony FeliCa」をMac OS Xで利用するための開発キットを取り上げ、その開発と、無線カードをMacに対応させて使用する事例などについて紹介されました。無線系のシステムの強みと弱み、企業リリースのSDKのアプローチなど、普段なかなか知りえない貴重な情報が語られました。
講師の企業がこれまでに世に送り出した各ソフトについて、発想の扱い方から製品化に至るまでの道のり、開発の裏側が、各製品にまつわるエピソードを交えて紹介されました。終始ハイテンションの刺激的なお話で、受講後には皆「これからは、合宿だ」などと口々に語り合っていました。
今年も沢山の方にご参加いただき、好評のうちに無事イベントを終了する事ができました。
全国からお集まりいただきました皆さま、貴重な3連休を割いてご参加いただき本当に有難うございました。
来年もまたお会い出来ます事をスタッフ一同、楽しみにしております!
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