第2回「MOSAメンバーズカフェWEST」 レポート
2006年3月14日（火）大阪市北区の扇町インキュベーションプラザ・メビック扇町におきまして、第2回 「MOSAメンバーズカフェWEST」を開催しました。
会場となったメビック扇町
大谷和利氏による当日のレポートです！
第二回MOSAメンバーズカフェWESTは、3月14日に大阪市北区南扇町にある扇町インキュベーションプラザ・メビック扇町にて開催されました。 当日に飛び入りされた方や東京から駆けつけたMOSAメンバーもおられ、矢野会長の挨拶と参加メンバーの自己紹介を皮切りに会はスタートしました。
矢野孝一会長よりご挨拶
今回のメインスピーカーは、枚岡合金工具株式会社 代表取締役 古芝保治氏であり、４Dを使って自社開発された「デジタルドルフィンズ」というデジタル書類管理ソフトの概要や応用事例について話していただきました。また、WindowsのノートPCを使って実際にソフトを動かすデモも行われ、その高速性と使い易さは非常に印象的なものでした。 続いて、MOSA常任理事の松木英一氏から、氏が中心になって事業化をおこなったiJockey（iTunesの楽曲の間にはさんでラジオ風の語りを楽しめるトークデータ集。iTunes Music Storeを通じて販売されている）の現状についての報告やエピソードの紹介がありました。
デジタル書類管理ソフト「デジタルドルフィンズ」のデモの様子。スピーカーは、枚岡合金工具株式会社 代表取締役 古芝保治氏
従来の書類管理方法との違いや応用事例をデモを交えながら紹介
松木英一常任理事によるiJockeyのデモ
iPodに入っている曲の合間に短いトークをはさむことでオリジナルDJ番組が出来上がるiJockey アルバムなどを紹介
大谷は、外部ハードディスクケースを改造して作ったミリタリー調のiPodケースと、かつてApple社が幻のプロジェクトとして推進したApple Settop Box (STB) の実物を披露し、また、実際の風景をミニチュアか箱庭のように見せるSynthereal社の「miniatureMaker」と動画から印刷したカードを並べて映像編集を擬似的に行い、カード上のバーコードをスキャナで読み取ると編集結果がコンピュータ上のデータに反映される「Movie Cards」の紹介を行いました。
大谷和利理事持ち込みの改造iPodケース（左）や幻のプロジェクトApple Settop Box (STB) の実物（右）
なお、時間の関係で、当初予定されていたヤノ電器さんによる「写真館とデジタルデータ」に絡めたビジネスプロジェクトのお話は割愛されましたが、近い将来のMOSAカフェWESTで改めて紹介していただこうと思います。 最後になりましたが、古芝様とデモを担当された山口様、松木理事、そしてお集まりいただいた参加者の皆さんに改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
レポート・撮影：大谷和利氏