MOSA Software Meeting 2012
タイムスケジュール
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第1日目 11月2日(金)
※11月2日のセッション会場:2F 201会議室
13:10~14:10
セッション1
「ポストPCデバイスの方向性と可能性」
テクノロジーライター 大谷 和利(MOSA副会長)

- ■概要
スマートフォンを核とするポストPCデバイスは、タブレットを含めて様々なサイズ展開や、電子書籍専用端末の汎用化など、デザインや用途の面で多様性を見せるに至りました。
このセッションでは、この分野の全体像を俯瞰し、今後の方向性と可能性を探ります。
- ■受講対象
全ての参加者
- ■プロフィール
14:10~14:20 休憩
14:20~15:20
セッション2
「Androidを中心としたGoogle Technologyの最新動向」
Smartium株式会社 代表取締役 江川 崇 氏

- ■概要
米国のサンフランシスコで、現地時間の2012年6月28日からと6月30日の3日間にわたり開催されたGoogleの開発者イベント「Google I/O 2012」の基調講演(keynote)によると、2012年のAndroidデバイスのアクティベーション数は4億台に到達したそうです。開発者ではない一般の人々もAndroidを知り、使いこなしている時代になりました。この勢いはますます加速しており、日々100万台の新たなAndroidデバイスがアクティベートされています。これは、1秒あたり約12台のデバイスが新たにアクティベートされている計算になります。日本でも、直近の1年間でのAndroidユーザーの数は200%増加しています。
Androidの魅力として、多種多様なデバイスがあることはもちろんのこと、様々なGoogle Technologyやサービスとの連携が容易である点が挙げられます。
本セッションではAndroidを中心としたGoogleプラットフォームの最新動向や関連技術について、具体的なソースコードなどを交えながらご紹介します。
- ■受講対象
全ての参加者
- ■プロフィール
15:20~15:30 休憩
15:30~16:30
セッション3
「ユーザーの期待に応える、よりよいアプリを作るためのMicrosoft Technology と その最新情報」
日本マイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部
第一クライアントプラットフォーム推進部エバンジェリスト 高橋 忍 氏

16:30~16:40 休憩
16:40~18:00
セッション4
「電子書籍のイロハ――世界の潮流と日本市場の勘所」
アイティメディア株式会社 eBook USER編集部 編集記者 スペシャリスト 西尾 泰三 氏

- ■概要
電子書籍元年――過去数十年、何度も何度もやってきては何事もなかったかのように繰り返して使われるこの言葉。いったい今電子書籍市場はどのようになっているのでしょうか。
このセッションでは主に、直近の電子書籍元年である2010年以降の電子書籍市場について、国内での動き、海外での動きを制作・流通・販売の観点から俯瞰し、それを取り巻く電子出版の技術的変化などにも着目しながら、そこでの開発ニーズや今後求められるソリューション、あるいは市場全体の展望をご紹介していきます。
- ■受講対象
全ての参加者
- ■プロフィール
2001年ソフトバンクメディアアンドマーケティング(現ソフトバンククリエイティブ)入社。月刊誌「UNIX USER」の編集を経て、「ITmediaエンタープライズ」の編集記者に。開発者向けの取材を中心に手掛け、2010年から国内外の電子書籍・電子出版市場にフォーカスした「ITmedia eBook USER」を担当。
※スケジュールは変更となることもございますので、あらかじめご了承ください。
第2日目 11月3日(祝)
※11月3日のセッション会場:2F 201会議室 2F 205
11月3日は、同時に2つのセッションが開催されます。
参加者はどちらか一つ、好きな方を選んで聴講いただけます。
ベーシックトラック:基本的な技術を中心としたセッション
13:15~14:30は昼食・休憩時間です。
アドバンスドトラック:中上級向けの実践的なノウハウを中心としたセッション
13:15~14:30は昼食・休憩時間です。
※スケジュールは変更となることもございますので、あらかじめご了承ください。
ベーシックセッション
以下の4つのセッションは、基本的な技術を中心とした内容です。
「UIKit(iOS 6) アップデート事項 総まとめ」
UIEvolution株式会社 所 友太 氏

- ■概要
iOS 6でのアップデート事項をUIKitに絞って一通り紹介させていただきます。
iOS 6ではUICollectionViewやUIActivityViewControllerなどの新機能が追加された他、既存のUIViewControllerでも画面回転の扱いが変わるなど地味に重要な変更が入っています。それらアップデート事項をデモを交えて解説させていただきます。
- ■受講対象者
Objective-CとiOS SDKおよび開発ツールの基本的な知識を有する方
- ■プロフィール
「初心者のためのiOSデバイス機種依存解決法」
有限会社オッティモ 代表取締役 小池邦人(MOSA会長)

- ■概要
iPhone 5の登場により、ついにiPhoneでもスクリーンサイズの異なる機種が登場しました。iOSデバイスはAndroidデバイスと比較すれば機種依存性が小さいのですが、それでも、すべてのiOSでバイスで起動するアプリを開発しようと考えた場合(販売アプリのターゲットを広げたい場合)色々と考慮する点が出てきます。例えばiPadとiPhoneの違い、通常ディスプレイとRetinaディスプレイの違い、CPUの違い、搭載されているハード機能(カメラなど)の違い、そしてアプリが対応すべきSDKやiOSバージョンの違いなどです。本セッションでは、そうした相違点への対処方法を、実例を提示しながら分かりやすく解説したいと思います。
- ■受講対象者
iOSアプリ開発経験者(初心者から)XcodeとObjective-Cの経験者
- ■プロフィール
1960 年生まれ。有限会社オッティモ 代表取締役プログラマー。Apple社とはApple II ユーザとして1980年以来のおつき合い。ソフトを購入するお金がなかったので欲しいソフトを自作していたら、知らぬ間にプログラマーになっていた。代表作に「ColorMagician」「キューティマスコット」「キューティアルバム」「キューティポケット」「GrandMusee」「MOMENTO」「QTJOY」など多数のパッケージソフトがある。「ああ早く引退したいぜ!」と呟きながら、今日もマックのコクピットに座る。
「Mac や iPhone につながるガジェットを作ろう。」
TETRASTYLE(テトラスタイル) 横堀 雅之 氏

- ■概要
Arduino を代表とする、ハードウェアのプロトタイピングツールで、自分だけのオリジナルガジェットをつくってみませんか?
最近のマイコンボードの特徴は
1. ソフトウェアの延長線上で簡単にプログラムを作成できる。
2. Mac でも特殊な設定を必要とせず、簡単に扱える。
3. Ethernet やBluetooth、USB などの通信にも対応できる。
iPhone 5 は長く続いた 30pin Dock コネクタを廃止し、Lightning コネクタへと変更になりました。
一方で、マイコンで扱えるWiFi モジュールや、最新の Bluetooth 4.0 (BLE) に対応するモジュールが登場しています。
アマチュア ガジェット開発の最新事情を紹介します。
Mac 篇では Processing, Puredata そして Quartz Composer
といったソフトウェアのプロトタイピングツールの使い方を紹介します。
- ■受講対象者
必須知識:プログラミングの初歩(代入、IF 文、FOR 文、関数の呼び出し程度)
あると良い知識:C 言語、Webプログラミング (Javascript, Ajax)、Ethernet (TCP/IPの設定 程度) など
- ■プロフィール
TETRASTYLE
Quartz Composer ユーザーグループから派生したユニット。
アップルストア銀座で行われた Quartz Composer ワークショップや、O’Reilly Japan が主催する Make Tokyo Meeting などに出展。
日頃はテトラポッドのポップでキュートな魅力を伝える活動を行っている。
「コンピュータ×デンシコウサク×テトラポッド = テトラスタイル」
「iOS6の新しいAPIの使いどころ(サンプルつき)」
クックパッド株式会社 プログラマ 岸川 克己 氏

- ■概要
iOS6から導入された新しいAPIでできること、古いAPIとの使いわけの基準、効果的な使いみちをサンプルコードをもとに解説します。
- ■受講対象者
・Objective-CとiOS SDKおよび開発ツールの基本的な知識を有するかた。
・新機能の使いかたを手っ取り早く知りたいかた。
- ■プロフィール
Appleファンのプログラマ。iPhone 3Gに飛びついて以来、週末プログラマとしてiOSアプリを作っていたのが高じて専業iOS/Macデベロッパになる。でも最新作はWindows Storeアプリだったり。
アドバンスドセッション
以下の4つのセッションは、主に中上級者向けの実践的な内容です。
「Audio Unitの世界」
クックパッド株式会社 永野 哲久 氏

- ■概要
ソフトウェア、ハードウェアの進化によってiPhoneはポケットの中の音楽スタジオと言っても過言ではないほど、パワフルなオーディオ処理環境となっています。特にiOS 5から多くのAudio Unit(エフェクト、サンプラー機能)が追加されたことは見逃せません。
そこで、これらのAudio Unitの使い方と簡単なサンプラーの開発方法を解説します。
- ■受講対象者
・簡単なiOSアプリケーションをApp Storeでリリースする程度の開発経験がある方
・C言語およびObjective-Cの知識がある方
・AVFoundationを使って、録音・再生機能を実現できる方
(Audio Unitを使ったことがあるほうが望ましいですが、最初に簡単に解説します)
- ■プロフィール
「マルチプラットフォーム対応cocos2dを使ったゲーム開発のご紹介」
株式会社スクウェア・エニックス モバイル事業部 特モバイル二部 テクニカルディレクター 畑 圭輔 氏


- ■概要
苦労して開発したiOSアプリは、個人・法人問わずその対価を得たいものです。
iOSにおけるマネタイズの手法は、有料アプリとして配信したり、アプリ内に広告を掲示するやり方がポピュラーです。
また、最近では無料アプリとして配信したあと、追加機能やコンテンツをアプリ内で課金して収入を得る手法が増えてきています。
このセッションでは、Apple社が提供する課金システム(In-App Purchese)を解説し、実際のソースコードを示しながら知識や技術を習得いただきます。
具体的なサンプルアプリの開発を通して実装方法を解説しますので、アプリ内課金を視野に入れた開発をお考えの方に有用な情報をお伝えいたします。
また、iOS 6から追加されたホスティング機能(In-App Purchase Hosting)により、サーバからコンテンツをダウンロードする形態の課金システムにも対応できるようになりました。
セッションの後半では、実際にコンテンツを管理する方法も含めて、プログラムの実装方法や注意点を解説します。
飽和状態になりつつあるApp Storeにおいて、アプリ内課金は新しいビジネスへつながる技術だと感じていますので、多くの方のご参加をお待ちしております。
- ■受講対象者
iOSアプリ開発経験者、Objective-C言語を理解できる方、アプリ内課金に興味のある方
- ■プロフィール
埼玉県越谷市在住のプログラマ。エーアンドエー社を経て10年前にDream Garden Softwareを設立。埼玉県越谷市在住のプログラマ。iOSを中心としたアプリ開発を仕事としています。受託開発がメインの業務ですが、今年中に自分で新しいアプリを発信したいと企んでいます。
「Webと連携するアプリ開発のポイント」
アールケー開発 代表 林 晃 氏

- ■概要
さまざまなWebサービスと連携するアプリの需要が増えてきています。本セッションではアプリ内ブラウザを使ってWebと連携するアプリを作成したときなど、特定のWebサービスに関係なく共通して必要となる事柄について解説します。
- ■受講対象者
Objective-Cについて基礎的な知識をお持ちの方
- ■プロフィール
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