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学生会員のMSM2007レポート

11月23日(祝)〜24日(土)開催のMOSA Software Meetingに参加してくださった学生会員の猪股雄仁さんが、初参加レポートを書いてくださいました。以下にご紹介します!

はじめまして、福島県立橘高等学校普通科の猪股雄仁と申します。

今回のMOSA Software Meeting(以下MSM)より、Apple Developer Connection(以下ADC)の登録が必須でなくなったため、高校生での参加も可能となり、参加しました。東京都内の開催ということもあり参加者も多かったようで、学生会員の方も私のほかに6名いらっしゃったようですが、同世代(高校生)がいなかったことには少し残念でした。

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さて、MSM2007は初日の午前10時に新会長さんの挨拶で幕を開けたわけですが、大変印象を受けました。新しいMOSAの方針や望むことなど、開発者・プログラマに向けられたメッセージというものを感じとりました。その後もキーノートやケーススタディセッションなどが続きました。どれも参加する前に想像していたものを遥かに超える内容で、私としては十分な感じでした。そして、中でもやはりアップルテクニカルセッションは、Appleさんからの直々のセッションということもあり、興味深く聞いていました。内容を理解することができなかった箇所も多々ありましたが、それと同時に「まだまだ頑張らなくては!」と実感し、これからの活動の励みにもなりました。

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セッション終了後は、宴会場での食事と交流、それにお楽しみ抽選会です。多くの方と交流しましたが、Appleのワールドワイド デベロッパリレーションズの方や企業の代表取締役の方などとお話しすることができましたことは、滅多にない機会ですので嬉しかったですし、さらに名刺交換で連絡先を教えていただき、これからも連絡を取りあうことができると思っただけでも喜びを隠せませんでした。他にも多くの開発者やプログラマの方々と話すことができて良かったと思います。交流が続く中で行われたお楽しみ抽選会では、エルゴソフトさんの「egword Universal 2」が当たりました。それだけにとどまらず、多くの方から「まだ高校生なんだから(まだ若いんだから)」や「将来頑張って」などといった応援の言葉に加えて、クッションや2日目のセッションの講師の方が書かれた本、WWDC2007のバッグもいただけました。まさかWWDC2007のバッグがいただけるとは思いもよらなかったので、嬉しくてたまりませんでした。

初日のスケジュールが終わり、約15名の参加者の方と近くの店に行っての二次会がありました。料理が出てくるまでの間に自己紹介をしたり、食事中にもまたいろいろな話をすることができました。

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2日目はそれぞれのセッション、昼休み中の3つの仮想化ソフトウェアによるデモがありました。どれも興味的なセッションでしたが、特に気になったLeopard関連のセッション(と言ったらほぼすべてになってしまいますが…)とWeb開発のセッションを聞きました。今までソフトウェア開発やWeb開発など、Macにおける開発のセッションを受講したことがなく、今回のMSM2007が事実上初めてだったので、楽しみながら受講することができました。昼休みのデモでは、今はもうインテルマックが主流ですが、まだPowerPC機を使用しているため、うらやましく聞いていました。

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今回MSM2007に参加して、今までにない大きな収穫を得られたこと、今振り返って思うと、まさに感無量の2日間でした。
そして、もっと学生…特に高校生の参加者が増えれば、と思いました。高校生とはいえども、ソフトウェア開発に興味のある人は多くいると思います。今年の秋には、「Mac OS ? 10.5 Leopard」の発売が開始され、それに伴ってMacのソフトウェア開発に興味の出てきた方は少なからずいるはずです。
今まで述べましたように、私は今回のMSM2007に参加して、多くのことを学びました。そして、ソフトウェア開発に年齢の壁はないのだと実感しました。
来年以降、MSMなどといったソフトウェア開発の係るイベントに多くの学生の方が参加し、幅広い年齢層の人間の抱く開発に関する意見を、相互に情報交換し合い、よりよいソフトウェア開発が行われていけば、と思いました。
それに、Appleさんやその他様々な企業さんとの交流もでき、将来のためにもなると思います。早い時期からの積極的な行動は、自身の今後に大きな影響を与えるのです。来年のイベントに多くの学生開発者が参加されることを強く期待して、MSM2007のレポートを綴じたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。