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WWDC 2009 一般初参加者レポート

WWDC 2009 一般初参加レポート
                            コムシス東北テクノ株式会社 今井 敬子

始めまして。コムシス東北テクノの今井敬子と申します。
昨年からiPhoneアプリの開発を始めました。他には、Android、NintendoDSi、PSP等のアプリ、Webアプリの調査、開発等にも携わっております。
今年、初めてWWDCに参加しましたが、このたび、初参加の感想を書かせていただけるとのお話をいただきました。以下の項目ごとに、感じたこと、考えたことをお伝えできればと思います。

1.出発前

出発前に、MOSAで企画された「事前交流会」「英会話&異文化マナー講座」に参加させていただきました。
事前交流会は、MOSAに入会したばかりで、かつ初めて参加させていただいた企画だったので、初めこそ緊張しましたが、色々な方とお話をすることができました。また、渡航前にやること等の説明や、WWDCの歩き方等の資料をいただき、WWDCまでにやっておくべきことを整理できたのが良かったです。
英会話&異文化マナー講座では、ネイティブの講師の方と英語で沢山会話させていただいたことも良かったですが、現地の人の会話の特徴や「名刺は最初に渡すものではない」「握手が弱いと変に思われる」等、日本とは異なる習慣や考え方についてレクチャーしていただけたのが大変ためになりました。(実際、現地の方の握手はかなり力強かったです。2回ほどしかその機会はありませんでしたが・・・)
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私は今回、弊社からは一人で参加したのですが、WWDC開催中は、これらの企画の場で知り合った方々と日程の多くをご一緒させていただくことができ、大変心強かったです。また、一人で行動していたら気付かなかったであろう様々な事を教えていただきました。WWDC前に、多くの方とお知り合いになれて本当に良かったと思っています。

2.英語に関して

WWDC参加にあたって、一番不安だったのが「英語のセッションを聞いて果たして分かるのか」という点でしたが、プレゼンの資料を見ながらだったせいか、思っていたよりセッションは理解できました。ただ、スピーカー次第の部分もあり、セッションによっては、ついていくのが困難だったものもあります。かなり楽しみにしていたセッションで、喋るのは早い、メモを取っているうちにスライドが2、3枚進んでしまう、といった感じになってしまい、途中でメモするのを放棄したものもありました。Attendeeサイトで資料が公開されているのである程度フォローできますが、やはりもう少し耳で理解できるようになりたいと思います。
また、プレゼン後に質問を受け付けるセッションが多数ありましたが、プレゼン時の話し方よりもスピードが速く感じられ、あまり理解できなかったのが残念です。
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3.WWDCで得られた事

いざ参加すると、「せっかくここまで来たんだから、モノにして帰ろう」という欲が湧きます。また、何よりもAppleの担当者から情報を入手できる、またとない機会です(社会人になってしまうと、興味のある技術の説明を受ける機会自体、貴重だと思います)。セッションで聞いた事などは、想像していた以上に頭に入ってきた感じがします。まだ新機能のほとんどは使っておらず、実践はこれからですが、OSリリース後にドキュメントを自力で読み始めるのとは比べ物にならないくらいの収穫を得たと思っています。また、多くのデベロッパと交流できたことが、大変良い刺激になりました。色々な方が作ったアプリを見せていただき、直接質問等できるのが大変楽しかったですし、有意義でした。

一方、反省点もあります。
何より悔やまれるのは、準備不足であったことです。今回私は、ほとんどiPhone OS3.0に触れないまま参加してしまいましたが、もし、もう少し新機能の概要等掴めていれば、深い切り口でセッション等に臨めたと思います。
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また今回、iPhone OSのオーディオ関連で質問したい点があったのですが、質問するためのサンプルコードの準備がオーディオ関連のラボまでに間に合わず、Open Hoursに質問するのが精一杯でした。何とか聞きたかったことの半分くらいは達成したのですが、いざ持ち帰って再度試してみると別の疑問が出てきてしまいました。ちゃんと準備ができていれば、ターゲットのラボで質問し、追加の疑問はOpenHoursで解消する等、もっと有意義にラボを活用できたのではないかと思います。

ひとつ想定外だったのは、WWDC期間中、思ったほど時間の余裕がなかったことです。出発前には、「間に合わない分はWWDC期間中の夜にでも準備すればよい」とのんきに構えていましたが、WWDCが始まってしまうとそんな余裕は全くありませんでした。恐らく、セッションを聞くのに想像以上の体力・気力を使ったことが一番の原因だと思います。もし次回も参加できるならば、ちゃんと備えをして臨みたいです。

4.気候について

涼しいとは聞いていたので、日本でWWDCの時期に着ていたら暑いと感じるであろう程度の衣料は持っていきました。しかしそれでも寒いと感じる時がありました。日中の一瞬だけ、日が差して汗ばむ陽気になりますが、朝も夜も結構冷えます。また、風が吹いている時間が長く、それも寒く感じる一因でした。キーノートで朝から並ぶ際や、野外でのパーティなどは、薄手のコート等あった方が安心かもしれないと思います。

気温の低さは予想以上でしたが、幸い天候に恵まれ、きれいな空の下で、気分良く一週間を過ごすことができました。あまり観光はできませんでしたが、お昼休みが長いので、会場付近の散策ができました。
パウエル駅周辺の、様々なショップを見ているだけでも楽しかったです。
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以上を持ちまして、感想とさせていただきます。
最後になりましたが、WWDC期間中にお世話になった皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

執筆者プロフィール

コムシス東北テクノ株式会社 今井 敬子

昨年からiPhoneアプリの開発を始めました。Macでの開発はこれが初めてです。その前は、主にWebアプリケーションの開発を行っていました。