2017年8月3日(木)の午後、東京都千代田区のちよだプラットフォームスクウェアにおきまして、MOSAプログラミングセミナー「Swift / iOSアプリ開発ハンズオンセミナー」を開催致しました。
第1部「Swiftハンズオンセミナー」 アールケー開発 代表 林晃(MOSA理事)
ソースコードの右側に結果が表示されるので、変数の中身の確認やクイックルックによってプログラムの動きを視覚化できる優れた機能を体験いただきました。
次に、定数や変数といった最も基本的な構文、型推論による変数の宣言など、Swiftの基本的な構文を学習しました。
Swiftの特徴でもあり、重要な仕組みであるOptional関連の構文解説には多くの時間が割かれました。
Optional BindingやOptional Chainingなど、なかなか理解が難しいSwiftならではの書き方を、サンプルコードとともに丁寧に解説しました。
そのあと、エラー制御やクロージャーに話が移り、より実践的なコードの解説が続きました。
実際に自分のMacBookで操作しながらコーディングしましたので、短い時間でしたがSwiftのプログラムに慣れていただけたと思います。
テキストが充実していましたので、セミナーの時間で理解できなかったところも、復習することでSwiftへの理解が深まるでしょう。
参加者の多くがつまずくことなく、スムーズにテキストの内容をこなしていた様子が印象的でした。
受講者の声(アンケートより抜粋)
・実際にコードを打って動かせたので理解が深まった
・オプショナル変数のことがなんとなくわかった
・モヤモヤイライラしていたことが少しスッキリしました
第2部「iOSアプリ開発ハンズオンセミナー」 ドリームガーデンソフトウェア 代表 中野洋一氏
開発するアプリは、全国の駅の一覧を表示し、選択した駅の地図をアプリ内で表示するというアプリです。まずは、プロジェクトファイルの作成、駅データファイルの組み込みを行いました。駅データファイルは事前に用意したもので、駅の名前や所在地の緯度経度が入っているCSV形式のファイルです。次に、Core Dataの説明を行い、CSVファイルから読み込んだデータをCore Dataのデータベースに登録する処理を実装しました。次に、Storyboardファイルを編集し、一覧画面を作り、Core Dataを使って登録した駅名を取得して、一覧表示する機能を作りました。最後に、一覧画面で選択した駅の地図をMap Kitを使って表示する機能を作って頂き、アプリが完成しました。
短い時間でしたが、データベースへの登録、検索、取得、地図の表示という実際のアプリにも応用できる機能の実装を体験して頂きました。
受講者の声(アンケートより抜粋)
・実際にアプリ開発を体験できた
・CoreDataの使い方、最新情報が知れて良かった
・図解入りでわかりやすかった
・ハンズオンならではの楽しさがありました
沢山のご参加、ありがとうございました!次回のMOSAセミナーにもどうぞご期待ください!