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【初級】初級脱出セミナー:Xcodeで開発するフラッシュカードアプリ

2012.12.4 2012.11.30迄

MOSAでは、iPad向けのフラッシュカードアプリケーションの制作を通して、アプリケーションがどのように構成されているかを解説する初級セミナーを開催いたします。

本セミナーは終了いたしました。開催レポートはこちらをご覧下さい。

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セミナー概要

本セミナーでは、参加者とともに、講師とアシスタントで実際にソースコードをレビューします。コードを読み込みながらアプリケーションの動作を理解して行きます。セミナー開催日前に、今回の教材となるサンプルプロジェクトをご覧頂きます。各自ソースコードをお読み頂き、ビルドして動作を確認しておいて下さい。

なお、プロジェクトは未完成です。最低限のゲームの体裁を整えるために、いくつもの課題が意図的に残されています。セミナーでは、参加者とともに致命的な課題を探りだし、解決策を検討します。また、カードの利便性を高めるため、各種の視覚効果を検討します。

当日講義予定の項目は以下の「講師より」をご覧下さい。

日 時:2012年12月4日(火)19:00〜21:30(休憩時間、Q&A含む)

会 場:ちよだプラットフォームスクエア 会議室

〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3‐21(営団地下鉄 東西線 竹橋駅3B出口より徒歩約5-6分)

主 催:特定非営利活動法人MOSA

講 師:フリープログラマ 落合 徹 氏 // MOSA理事 大野 亮一郎(アシスタント)

  • ■講師プロフィール
    フリーランスプログラマー。昭和42年生まれ。プログラミング歴は中学1年から。大学時代にMacと出逢い(当時は漢字Talk2.0)、HyperCardに魅了される。一旦はソフト開発とは無関係な会社に勤めたが、副業で請けていたプログラミング仕事が増えてきたために独立、今に至る。仕事での開発は、Mac(HyperCard、C言語)からPalm(C言語)、Windows(C++)と、様々なプラットフォームを渡り歩き、現在はiPhone/iPad(Objective-C)を中心に活動している。

 

  • ■アシスタント講師プロフィール
    私立大学職員。昭和49年生まれ。初めてのMacはPlus。就業後に大学設備のインフラ管理、システムの構築・運営に携わる。業務の中で簡単なシェルスクリプティングを行っていたが、Cの学習必要性に目覚めMOSAの門を叩く。なかなか腕が上がらないことに悩みつつ、システム管理に必要なスクリプトや簡単なアプリケーションを作成するに至る。近年は就職支援担当に配置転換され、これまでの経験を活かしつつキャリアカウンセラーとして日々学生の支援にあたっている。プログラミング学習は継続し、iOSアプリのリリースに取り組んでいる。JCDA認定キャリアカウンセラー。MOSA理事。

 

定 員:25名

応募の人数によっては開催を中止させていただくこともあります。

受講料:MOSA学生会員以外は、すべて事前振り込みとなります。

MOSA会員 5,000円(※同時入会可)
MOSA学生/研究室会員 2,500円(※同時入会可)
一般 9,000円
学生 4,500円

【同時入会について】
年会費は法人会員:月割計算、個人賛助会員:5,000円(10月からの半期分)、個人正会員:6,000円(10月からの半期分)、研究室/学生会員は無料です。(有効期限:2013年3月末迄)

MOSAの研究室/学生会員(年会費無料)入会募集中!詳しくはこちら

対象者

XcodeでiOSアプリを作成、実行したことがある方

講師より(講習テーマ、内容)

■セミナーの目的

フラッシュカードの制作を通して、アプリケーションがどのように構成されているかを理解します。また、素朴な状態のプロジェクトを、実用的なレベルに到達させる工程を疑似体験することで、制作過程に必要な作業を学びます。セミナーでは主要技術であるUIViewの操作を中心に取り組みます。UIViewの理解はどのアプリケーションでも必要です。基本的で、かつ奥行きのあるテーマです。
UIViewの理解を深める中で、タッチの処理やアニメーションを実現する基本的な方法に触れて行きます。

■フラッシュカードとは?

幼児や初等教育の補助教材として使われます。絵柄と言葉、言葉とその意味等を対にして表示することで学習の助けにするツールです。トランプ型のカードが主流ですが、近年はソフトウェアで作成されるケースが増えてきました。何枚ものカードを高速に表示する早期教育向けのものが一般に認知されていますが、今回は養護教育現場での活用を配慮して、使用者が自分のペースでカード送りを行うものを作成していきます。
アプリとしては、簡単なインタラクティブ性を持たせたカードの切り替えを主機能とするものなので、電子絵本(紙芝居)等を作成する際の参考になるでしょう。

※フラッシュカードが動作している様子

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■参加される皆さまへのお願い

必ず事前にプロジェクトに目を通して下さい。
プログラム動作の概要を捉え、問題点や課題がないか確認をお願い致します。可能であれば解決策を検討して下さい。
すべてを理解する必要はありませんが、事前にプロジェクトを覗いて頂くことで、セミナーの理解を深めることができます。
当セミナーは参加者の積極的参加が前提条件です。
疑問点は講師と参加者の皆さんで共有し、理解を深めて行きましょう!

■サンプルプロジェクトの仕様(セミナー参加者に別途配布致します)
【プロジェクト名】FlashCard-Proto(仮)
【アプリの用途】養護教育用フラッシュカード
【現状】
・複数のカードをフリック操作で表示できる
・カードを切り替えるアニメーションができる
【目標】
・カードをタッチするとメッセージが表示される
・よりカードらしい効果を付けたい
【主な技術】
・UIVewの概要
・タッチの検出
・UIViewのアニメーション
・Layerを使用した効果
・ARC(Automatic Reference Counting)

※プロジェクトのビルドとフラッシュカードが動作する様子。

講座の進め方

セミナーは、講師が解説するプロジェクターの画面と配布するテキストを使って進行します。ご自身のマシン持ち込みは自由ですが、実機の操作を指導するハンズオンセミナーではありませんので、受講者の入力スピードに関わらず、セミナーを進行させていただきます。なお、解説する教材のコード(事前配布するサンプルプロジェクトの抜粋)はテキストにも掲載する予定ですが、ご自身のマシンでサンプルプロジェクト全体を参照しながらの受講も効果的かと思われます。ただし、電源等はご用意しておりません。予めご了承ください。

申し込み

○以下のフォームに必要事項を記載し、お申込みください。
折り返し、MOSA事務局から受付完了のmailをお送りいたします。

○締め切り 2012年11月30日(金)受付分迄
(但し、締め切り日以前でも定員となり次第締め切ります。)
○申込後三日以内(土日祝日は除く)に、MOSAからの返信がない場合は、
お手数ですが、事務局までお知らせください。

ご不明な点はMOSA事務局までお問合せください。

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