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第1回 MOSA Society for Global Software Engineers レポート

2008年5月1日(木)、株式会社毎日コミュニケーションズ マイナビルームにおきまして、学生向けイベント「MOSA Society for Global Software Engineers」を開催いたしました。
当日はゲストを含む総勢9名の多国籍メンバーが集い、楽しい時間を過ごしました。

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ゲストプレゼンテーション(その1)

まずトップバッターは日本に住んで12年というカナダ出身のJason Wikさん(MOSA個人会員)。
Jasonさんには、彼が主宰している勉強会「AppleCert」の紹介を英語でプレゼンテーションしていただきました。
AppleCertはマッキントッシュ、およびアップル機器を使用する技術者達が集い、お互いの技術をより高度なものにする為に作られた非営利団体で、現在は15名がメンバー登録をしているそうです。(13名が日本在住の外国人、2名が日本人)

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Jason WikさんとAppleCertのサイト

この会では毎週水曜日に目黒の会場で勉強会を行なっていて、主に「Apple認定技術者資格」である「アップル認定サポートプロフェッショナル(ACSP)」や「アップル認定テクニカルコーディネータ(ACTC)」などの認定基準に合わせた学習を英文の書籍を読み解きながら行っているそうです。いわゆる「講師」がいるわけではなく、あくまでお互いが各自で調べ、勉強したことをシェアする仕組みです。

勉強会への参加は会費制で、集めた会費から会場費やその他の運営費用をまかない、1クール終了した時点で残った残金はメンバーへ人数割し返金しているそうです。現在もメンバー募集中で、日本人の参加も大歓迎!とのことでした。(参加者には日本語が話せる外国人もいますので言葉が流ちょうでなくても大丈夫ですが、真剣に技術を学ぼうという意欲が必要です。)

外国人学生によるゲストトークとディスカッション

お次はMOSA学生会員でペルーからの留学生で芝浦工業大学に在学中のエンリケス・ギジェルモ(ニックネーム:なちょ)さん。
彼からは、日本に18歳で日本へやってきた経緯と大学で勉強していること、そして、今後の進路などについて、とても流ちょうな日本語でお話してもらいました。

なちょさんの話の後は、イングリッシュビタミン社の八巻ルリ子さんに協力いただきながら、参加している学生の皆さんが今後この会をどのようにしていきたいか、ここでどんなことをやってみたいか、などについてディスカッションを行いました。八巻さんからは「日本にいても、国際対話能力を磨けるような場をやる気のある一生懸命な学生に提供していきたい。それぞれの得意分野を持った企業・団体・個人が集まってエンジニアを目指す学生を中心とした小宇宙を作って応援していきたいと思っています。」とのメッセージがありました。

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エンリケス・ギジェルモさん(左)とイングリッシュビタミン社の八巻ルリ子さん(右)
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ディスカッションの様子。みなさん、楽しく、そして真剣に話に参加しています。

最後に参加した学生同士、連絡先を交換し合って会はお開きとなりました。
参加してくれた学生の皆さん、ありがとうございました!

参加した学生の声

・シリコンバレーと日本をiChatでつないでコミュニケーションしよう、というアイデアが出ましたが、是非実現させたいです。
・毎回色々な仕事についている外国人エンジニアの方のゲストトークなどが聞きたい。
・WWDCに参加したりとか、英語のドキュメントを読む為の英語学習などもこの会に取り入れて欲しい。
・日本に海外からのプログラマを招いてのセミナーなども実現したい。
・他大学の学生など横のつながりを作ることが出来そうでとても期待しています。
・Macの新しいOS(Leopard)を勉強している時に分からないことがあるので、誰かに助けて欲しい。分らないことにぶつかった時にすぐ聞けるチャットルームのようなライブの場所が欲しい。
・アメリカ流の社交スキルを学んでみたい。

MOSA事務局より

「自分は英語が話せないので参加しなかった…」という学生の皆さん!
今回参加した学生さんは、はっきり言って語学堪能な方はほとんどいらしていませんでしたよ(笑)。
「しゃべれないけど、とにかく行ってみよう」という勇気を出した方達だと思います。
次回は6月2日(火)の予定です。是非、新たな学生さんの登場をお待ちしています!