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第1回「DEMOsa」レポート

2008年3月16日(日)、六本木の東京ミッドタウン内「インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター」におきまして、第1回「DEMOsa」を開催しました。

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会場となったインターナショナル・デザイン・リエゾンセンターからの眺め。当日はお天気にも恵まれ、気持ちよい春の一日となりました。(撮影:大谷和利/GigaPan

「DEMOsa」開催はMOSAとしては初の試みでしたが、当日は主催の不安をよそに100名を超える方々にお集まりいただき、大盛況の4時間となりました。ご参加いただきました皆さま、有難うございました!

※動画はスピーカーにご了解のとれたもののみを掲載しています。

「Wi-Fi電波で位置が分かるロケーションウェア『PlaceEngine』」
                           クウジット株式会社 代表取締役 末吉隆彦

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無線LAN(Wi-Fi)を搭載したノートパソコンやスマートフォンなどをつかって現在位置を求めることができる技術「PlaceEngine」の実際の活用方法が紹介されました。山手線を一周しながら実験をおこなった際の様子や、PDA版をつかって銀座の街中で位置情報を検出したときの模様などがビデオ映像もまじえて披露されました。

「3D 映像開発プロジェクトチーム」   
                           株式会社タイドデザイン 代表取締役 井出敏一

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当日会場で展示された3D用機材(写真左)。
東京都中小企業振興公社の助成金を得て立ち上げた「3D 映像開発プロジェクトチーム」でのメンバーの取り組みや、既に製品化されている3D製品の紹介、そしてデジタル立体動画映像が見られる、2眼式立体ビュワーの開発についてのお話が披露されました。

「九州で好青年たちはいったい何をしているのか? – 九州大学での取り組み – 」
                           九州大学 芸術工学部 音響設計学科 香月啓佑

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九州大学の芸術工学部の学生を中心に運営されている展覧会「九州好青年科学館」について、これまでの取り組みや今後の展開が紹介されました。展示物の見せ方にもこだわり、展示方法を工夫するなど、「見て、触れて、楽しいアートの作品展」を目指す学生達の取り組みが活き活きと語られました。

「”箸”をデザインするプロジェクト」          国際箸学会 西山 裕

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前半は「マイ箸作り」や箸の上手な使い方を学ぶ「箸ピーゲーム」などの地域の子供たちへの普及・啓蒙活動が紹介され、後半は「箸のデザイン」について、従来の概念を破った人間工学、材料工学から考える箸づくりのプロジェクトへの取り組みについて語られました。

「学生開発者を取り巻く環境と本来の在るべき姿 -高校生の視点から-」 
                                福島県立橘高等学校 猪股雄仁

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MOSAの学生会員であるプレゼンターより、高校生が開発を学びながら日々感じる疑問やジレンマ、そして周囲の同世代の学生プログラマが抱えている思いが、初々しいながらも熱のこもった語り口調で語られました。また、年齢制限が設けられているデベロッパ制度に関して「学びたい意欲を受け入れ、熱意を持つ若い世代へ広く門戸を開いて欲しい」とのメッセージが発せられました。
猪股君の熱いメッセージ(pdf)を読む

「顔に特化したスライドショーソフト」     有限会社快技庵 高橋政明(MOSA常任理事)

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ターゲットとなる人物の顔を中心に、成長に合わせて走馬灯のように写真が変わっていくMac OS X用スライドショーソフト「成長走馬灯」が紹介されました。小さい赤ちゃんが成長と共に育っていくサンプルムービーのDEMOでは、会場から驚きの声が挙がりました。

「障がい者の自立を支援する事業デザイン」
                    三洋ハートエコロジー株式会社 群馬事業所所長 堀野友作

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障がい者と共に働く職場で存在する様々な制約をどのようにクリアするか、課題をいかに整理して事業体制を組み立てていくか、といった「障がい者との協業」における取り組みが、群馬事業所での洋らん事業での具体的な事例を取り上げながら紹介され「事業デザイン」の必要性が強く印象づけられる報告内容でした。

「明るい場所で鮮明なプロジェクター画像を実現した高効率スクリーンのご紹介」
                             株式会社ALBEDO 取締役 橋本陽夫

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通常のスクリーンの約6倍の明るさと約7倍のコントラストで画像・映像を映す「ALBEDO高効率スクリーン」技術の紹介が行われました。DEMO中に実際の製品を既存のスクリーンと並べて比較すると、その明るさの違いに聴衆の皆さんは大変驚かれていました。

「書き味」をソフトウェアで実現する『味ペン』 
                              慶應義塾大学 大学院 渡邊恵太

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筆圧を使わずに「描いている最中の感覚」「制御感」を感じることの出来るソフトウェア「味ペン」のDEMOが披露されました。習字のように文字のはねやとめが表現される様子がスクリーン上に映し出されると、会場の皆さんは興味津々の様子で見入っていました。後半は空間の奥行きやトタンのデコボコなどの感覚をパソコンの画面上(視覚)だけで表現する「VisualHaptics」という研究についても紹介がありました。

「科学教材の企画開発について」
               株式会社学習研究社 科学ソフト開発部 教材企画開発室 小美濃 芳喜

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学研からのゲストとあって、冒頭は会場の聴衆を巻き込んでのゴム風船を使った実験でスタート。一気に会場の空気が和みました。続いて長い歴史を誇る学研の「ふろく」について、その歴史の変遷が数々の楽しいエピソードを交えて紹介されました。

「ショーケース・オブ・ヒマナイヌ〜LifeSlice/Howdy?/PodWalker/PlaylistTV…etc」
                 株式会社ヒマナイヌ 代表取締役社長/ディレクター 川井拓也

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「1分に1つのネタが繰り出すDEMOsa史上もっともスピーディなプレゼンテーション」の前フリに相応しく一瞬たりとも目が離せない怒濤のDEMOが息もつかせぬ展開で繰り広げられました。「LifeSlice」「Howdy?」「PodWalker」「PlaylistTV」など、どの製品も発案者のアイデアのきらめきが感じられるものばかりでした。

「PiyocastでMusic Mash-up」             ぴよまるソフトウェア 長野谷隆昌

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自分のPodcasting番組の中で著作権を侵すことなく一般の楽曲を再生できるようにするソフトウェア「Piyocast」について、あらかじめ作成されたPodcastingのDJ番組を再生しながら実際の番組作成方法が楽しいDEMOと共に紹介されました。

「質感がもたらすエクスペリエンス」             Nitram+Nunca (HMDT)

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本DEMOでは、プレゼンターがこれまでに手がけたアイコンやインターフェースなどのデザインが披露され、「人間が使う、道具としてのデザイン」に欠かせないポイント「質感」がデザインにもたらす影響について語られました。後半はユーザーにとってなぜ質感がそれほど重要な意味を持つのかが比較例を挙げながら紹介されました。

「MACで行うマッシュアップDJのDEMO」           千葉大学 大学院 加々見翔太

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前半は「マッシュアップ」文化の変遷について解説がなされました。後半はマッシュアップDJソフトのAudio Unitプラグインとして作成したスクラッチエフェクトのDEMO(マッシュアップ再生中の楽曲にWiiコントローラーの動きに合わせて、DJがやるような”キュキュキュッ”というエフェクトがかかるというもの)が披露されました。

「創造の秘部に迫るアプリケーション『TypeTrace』」       Dividual 代表 遠藤拓己

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タイピング行為を時間情報と共に記録して、再生するソフト「TypeTrace」が実際のDEMOと共に紹介されました。「TypeTrace」は過去に作成した文章を再生すると、文字を打つタイピング音とともに、画面上の文字が言葉ごとに大小の大きさをともなって表示される不思議な感覚のソフトで、即席で作成した文章の再生時には会場が画面に釘付けの状態でした。

「GigaPan:超高解像度VRパノラマの可能性」    
                      テクノロジーライター 大谷和利(MOSA常任理事)

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本DEMOでは、日本で唯一βテスターに選ばれたプレゼンターより、米カーネギーメロン大学とNASAが共同開発したGigaPan技術の概要と、GigaPanイメージャー(GigaPan撮影専用のロボット雲台)を使用しての撮影の様子が撮影画像と共に紹介されました。その驚くべき超高解像度パノラマ技術は以下のGigaPan撮影画像でご確認ください。

当日GigaPanイメージャーを使って撮影された「ミッドタウンの窓からの眺め」「セッション風景」

参加者の声(アンケートより抜粋)

・とても面白かったです。10分という限られた時間でここまで出来るのか!と思うプレゼンが多かったです。これからもこのようなプレゼンをみたいと思いました。
・とても楽しかったです。是非第2回、3回と続けてください。日本のソフトウェア開発者にももっと頑張って欲しい。
・大変刺激的なDEMOばかりで有意義な時間でした。
・大変興味あるテーマの事業・ソフト・研究企画etcを発表いただき感謝します。
・とてもシゲキ的で面白かった。今後にも期待!
・今度はもっと早く来て最初から見ようと思います。

ご報告

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500円以上のご寄付をいただいた方にはお礼の気持を込めて「ソックドッグ」(右)作成キットをプレゼントいたしました。皆さまよりお寄せいただきました運営支援金は、23,286円になりました。
皆さんの暖かいお気持に心より御礼申し上げます。

お忙しい中、お集まり頂きました皆さま、ご参加ありがとうございました。
第2回は5月18日(日)開催です。
次回の「DEMOsa」にもどうぞご期待ください!