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第6回 MOSA自習室 (BUKURO.swift) レポート(2/24)

2017年2月24日(金)の夜間、東京都豊島区の池袋コワーキングスペース OpenOffice FORESTにおきまして、「第6回 MOSA自習室 (BUKURO.swift)」を開催致しました。

イベントの様子

次回から名称をBUKURO.swiftに変更しますので、MOSA自習室としての開催は最後になります。
当初は、プログラマーに皆様がふらりと訪れることができる場を月一で提供という目的でしたが、開催してみればハッカー魂に火がついてしまうのか、普通の勉強会となってしまいました。だったら、名称を普通の勉強会らしくということで、今まで副題だったBUKURO.swiftを正式な名称とすることにいたしました。
回を重ねるごとに熱心な方がいらっしゃり、発表が足りないのではと考えて、村上もネタを用意していたのですが、発表させてくれません。盛り上がりすぎて、最後の30分しかもらえませんでした。
ただ、今回の発表、ご自身が開発中のアプリについての発表が多く、資料ができていなかったり、公開できなかったりしたため、connpassにアップされた資料は一部となっています。

『アウトラインプロセッサー開発の進捗報告』

勉強会で、何度か発表されています、開発中のアウトラインプロセッサーについて、今回は検討しているUIについての発表でした。
アウトラインプロセッサーは、学生時代から構想していたというお話で、Think Class Libraryで記述したソースコードも見せていただきました。
C++なんだというコメントに対して、違います、C with Objectです、という返事が面白い。これを知っている方は、業界古いですね。

『PDF diff ツール開発の進捗報告』

PDFの差分を抽出するということについて、様々は方法で実現されているのが凄い。ああ、その手があったのかと、目から鱗です。でも、詳しくレポートできないんですよね。知りたい方は、次回勉強会でお待ちしています。

BLEView

Bluetooth LEを簡単に扱える、制作されましたオープンソースのライブラリの発表です。ただ、残念な方、今回、BLEについて詳しい方、急遽、参加できなくなったのですよね。次回、リベンジしましょう。

『効率的な学習方法について』

名称を変更するということで、勉強会って何?を学習の効果の視点で考えてみた発表です。
講義形式は、教える側は効率は高いが、教えられる場の学習効果は低くなってしまう。また、情報格差があるから成立していたが、情報格差が小さい分野では成立しづらい。
ハンズオンは学習の効果は高いが、目的は明確な場合に有効。
勉強会は、発表や質問にハードルがあるが、学習の効果は高い。他の二つと大きく異なるのは、発表側も学習できる。つまり、教える側と教わる側に分かれていない。また、コミュニティを広げるという開催目的もある。
ということで、MOSA自習室は、プログラマー向け勉強会として、名称をBUKURO.swiftに変更します、という発表でした。

『私の開発環境』

BUKURO.swiftは、開発の前線で仕事をされている技術者に役立つ勉強会を目指しているのですが、仕事で使用されているツールについての発表も有益ではと考え、発表者のコマンドライン環境やエディター、デスクトップ環境を紹介する発表でした。

『スパゲッティ紀行』

なぜ、スパゲッティプログラムは生み出され続けるのか。きちんと設計しよう、レビューしようと言っている所が意外とひどい状況のような気がするが何故なのか?ということから、発表者の経験を織り交ぜ、考察したことの発表でした。
結論は、設計法や議論では解決できない。騒いでいる人からは、距離を置こうでした!

『Document-Based ApplicationでStoryboardを使った場合の疑問点』

Storyboardを使わない場合、nibのFile’s OwnerはDocumentになるので、DocumentにOutletとActionを用意しますが、Storyboardだとそれができないので、どうするかについては、First Responderの利用が議論されました。
次に、InterfaceBuilderでwindowのinitialFirstResponderが繋げられない件、viewWillAppearでコードで記述したらうまく言ったが、これでいいのか?について、macOSでのviewWillAppearが呼ばれるタイミングを調べて、リファレンスの説明の内容から、いいのではという意見で一致しました。

次回の参加もお待ちしています!