昨年(2018) 4月に新しい体制でのMOSA がスタートし、1周年を迎えました。
この間のご報告と今後の計画、さらにみなさまとの情報交換・交流を目的とした報告会、さらにトークイベント『DEMOsa ワイド』を同時開催しました。
DEMOsaワイドの開催レポートです。
いけだじゅんじ(MOSA)
5月24日に公立千歳科学技術大学で行った講義「携帯情報端末のおけるAR/MLアプリの開発と可能性」で使用したiPad Swift Playgroundbookを使い、ダイジェストで講義内容の報告とデモをしました。
ARKitを利用し、球に貼るテクスチャを変えるだけで、地球、月、太陽に簡単になること、プログラミングにおけるFramework利用、プログラミング言語を学ぶことからアプリを作るまでの関係、さらに携帯情報端末は、各種センサー付きのコンピュータであり、アイデア次第でアプリの可能性が広がることを感じてもらえたことも説明をしました。
白石亘さん(株式会社 治郎吉商店)
Macで開発した会計ソフトで、Windowsでも作業ができます。経営者、経営幹部が自ら操作するという想定に基づきシンプルなUIを追求しました。2019年10月より消費税の増税及び軽減税率制度の実施が予定されています。軽減税率制度が実施されると、複数の税率が混在します。これまで長い間、Macで動く会計ソフトを使ってきましたが対応できないかもしれません。あらためてMacで動くソフトを探しましたがクラウド版以外ではちょうどいいのがありません。そこでデータ構造から画面まですべて新設計の会計ソフトを開発しました。ぜひダウンロードしてお試しいただき、ご意見/ご要望をお寄せください。
中野 洋一さん(合同会社 ドリームグロウ)
まだ開発途中のiPad専用アプリ「無限デスクトップ」をデモしました。
このアプリは情報整理ツールとして、Apple Pencilで自由にメモ書き出来、画像やPDFを貼り付けその上に書き加えることもできます。
ユニークな点としては、書き込める用紙を上下左右にほぼ無限にスクロールでき、拡大も100倍近くまでズームできるため、広大な空間を使って自分の頭の中身を整理できます。
今秋のリリースに向けて鋭意開発中で、App Storeで無料配信する予定です。
大谷 和利さん(テクノロジーライター)
デモは、アレクサ(バッテリー付き)との軽妙なやりとりとで始まり、インド取材で撮った多数の写真と合わせてのトークにみなさん興味津々でした。
多くの日本人が持っているインドのイメージから、どんどん変化が進んでいる様子が良くわかりました。
デモで紹介された「レクサス・デザインアワード」は、レクサスが世界で唯一インドでのみ開催し、ハイエンド市場への取り組みも進んでいることなど、まさに、日本もかくあるべし!ですね。
デモならではのエピソード、ガラス瓶のミネラルウォーターの秘密(笑)には、イベントならではの楽しさにあふれていました。
みなさまも、次の機会はぜひご参加くださいませ。
MOSA会員
いけだじゅんじ