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【札幌/日曜】iOSプログラミング開発1日セミナー

2012.9.2 要問合せ

MOSAでは、iBooks Authorの活用法やiOSプログラミングを学ぶ方を対象に、1日プログラミングセミナーを開催します。

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このセミナーについて

本セミナーは、参加者のレベルに合わせて午前と午後の2パートに分けてプログラムを組んでいます。
午前はiBooks Authorを活用してインタラクティブな電子書籍を制作する過程をご紹介します。複雑なプログラミングの知識をお持ちでなくても参加出来る内容となっています。

午後の1コマ目はiOSプログラミングの開発ツールである「Xcodeの使い方を理解し、その概念に慣れる」をテーマにとりあげ講義します。続く2コマ目は、iOSアプリ制作に取り組んでいる中級者向けに、iOSアプリでの画像処理やアニメーションの実装に欠かせないOpenGL ESとGLKitの活用方法や、GLKitが追加搭載された背景を解説します。

MOSAの数少ない地方開催セミナーとなります。沢山のご参加をお待ちしています。

日 時:2012年9月2日(日)10:30〜18:50(休憩含む)

開催時間 セミナー 講師
10:30〜12:30 セミナー1「iBooks Author でデジタル・ブックレット」 MOSA理事 いけだ じゅんじ
12:30〜13:30 昼食 昼食
13:30〜15:30 セミナー2「Xcode4とiOS開発ノウハウ」 (有)快技庵 高橋政明
15:50〜18:50 セミナー3「OpenGL環境にGLKitが追加された背景」 (有)オッティモ 小池邦人

会 場:札幌市男女共同参画センター(エルプラザ) 3階 OA研修室

主 催:特定非営利活動法人MOSA

定 員:16名

応募の人数によっては開催を中止させていただくこともあります。

受講対象:各セミナーにより異なります。各セミナーのご案内をご確認ください。

受講料:すべて事前振り込みとなります。

終日参加 午前中のみ参加 午後のみ参加
MOSA会員 7,000円 2,000円 6,000円
MOSA同時入会個人賛助(年会費+受講料) 10,000円 5,000円 9,000円
MOSA同時入会個人正(年会費+受講料) 11,000円 6,000円 10,000円
MOSA学生/研究室会員 4,000円 2,000円 3,000円
一般 11,000円 4,000円 8,000円
一般学生 6,000円 3,000円 4,000円

【同時入会について】
※本セミナーにて同時入会されますと、通常10月から適用される半期分の会費(5,000円/個人賛助・6,000円/個人正)のみで8月または9月からのご入会が可能です。
法人会員の同時入会やご不明な点がある場合は事務局までお問合せください。

MOSAの研究室/学生会員(年会費無料)入会募集中!詳しくはこちら

各セミナーの詳細

「iBooks Author でデジタル・ブックレット」
        いけだじゅんじ(MOSA 理事)

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  • ■概要
    iBooks Authorで写真集やカタログを作成する様子を紹介します。
    Keynoteで作成したプレゼンテーションとDashcodeで作ったウィジェットを組み込み、インタラクティブなデジタル・ブックレットを作成する様子を紹介します。
    一方通行ではない、ストーリーテラーなデジタル・ブックレットでコンテンツの魅力を高めましょう。
  • ■このセミナーの対象者
    iBooks Authorでデジタル・コンテンツの作成を検討されている方
  • ■プロフィール
    普通の写真には飽き足らずパノラマ写真の虜になり、CubicVR作成ツールを自作したのが初めてのアプリケーションでした。
    現在はパノラマに加えて、ステレオ3Dに取り組んでいます。
    世間に溢れるちょっと残念な3D映像が少しでも良くなるよう、iOSアプリ・ステレオベース計算機もリリースしています。

「Xcode4とiOS開発ノウハウ」
        有限会社快技庵 代表取締役 高橋政明(MOSA常任理事)

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  • ■概要
    最新のXcode4.4と開発ツールを解説するセッションです。
    非常に多機能なXcodeの便利な操作や設定を解説するとともに、iOSの開発環境である OS X(Finder)と開発ツールのTipsを、実際に日々利用している開発者の立場から限界や注意点を含めてご紹介します。

    Xcode3.xと4.xの変更点
    Xcode4.4の変更点
    Xcode4.4の操作

    エディタエリア アシスタントエディタ
    デバグエリア BreakpointとWatchpoint
    リファクタリング ARCとModern Objective-C対応
    ソースコード管理とスナップショット

    開発ツールの概要とTips
    iOSシミュレータ
    Instruments
    FileMerge
    アプリケーションローダ
    ※テキストは2012年3月開催した小池氏の「Lionで変身を遂げた!Xcode 4入門セミナー」のテキストにXcode4.4の内容と開発ツールの概要とTipsなどを追加したものをご提供する予定です。

  • ■このセミナーの対象者
    iOS開発初-中級者(iOSデベロッパー登録済みでiTunes Connect アカウントを持っている開発者を前提とした内容です)
  • ■プロフィール
    MOSA常任理事、有限会社快技庵で『豊平文庫』『よみづくえ』『SmileSender』などのiOSアプリを開発している。1985年にMacを購入し91年以降はMac専業(2009年以降はiOS専業)のソフトウェアエンジニア。

「OpenGL環境にGLKitが追加された背景」
        有限会社オッティモ 代表取締役 小池 邦人(MOSA会長)

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  • ■概要
    iOSで3D描画を担当しているフレームワークは「OpenGL ES」です。OpenGLと聞くと、3Dゲームなどでのリアルなオブジェクト描画を思い浮かべますが、iOSでは高速な2D描画、アニメーション、画像処理などにもフル活用されています。また、OpenGL ES 2.0の能力を最大限活用するために、iOS 5.0からUIKitとより融合した形でGLKitが導入されました。

    搭載されているCPUの処理能力はさほど強力ではないのに、iPhoneやiPadが、ユーザに対し快適な操作感や使用感を実現している秘密はOpneGLにあります。つまり、iOSデバイスに搭載されている強力なGPUと、その能力を引き出しているOpenGL ESやGLKitが、CPUを補佐して大活躍しているわけです。本セミナーでは、iOSアプリでのOpenGL ESとGLKitの活用方法やGLKitが追加搭載された背景を解説したいと思います。

    具体的には、OpenGL ESやGLKitを用いた効果的で高速な2D描画、アニメーション、画像処理などについてサンプルソースコードを提示しながら詳しく解説を致します。セミナーは以下の技術項目に関して解説をする予定ですが、その内容はiOSのバージョンアップ等により変更される場合がありますので、予めご了承ください。

    (1) iOSとOpenGL ES(Embedded Systems)
    (2) OpenGL ESでの処理の流れ
    (3) OpenGL ESアプリのGLKitテンプレート
    (4) OpenGL ESとGLKitとUIKitの関係
    (5) OpenGL ES 1.1と2.0の使い分け
    (6) UIKitからGLKitを活用する
    (7) フレームバッファとレンダーバッファ
    (8) 2Dオブジェクトの描画
    (9) シェーダプログラムのコンパイルとリンク
    (10)GLSL(OpenGL Shading Language
    (11)1.1でのテクスチャマッピング
    (12)2.0でのテクスチャマッピング
    (13)GLKitでのテクスチャマッピング
    (14)OpenGL ES関連サンプルソースコード
    (15)OpenGL ES関連技術ドキュメント
    (16)OpenGL ES関連の書籍
    (17)OpenGL開発ツールと3Dゲームエンジン

  • ■このセミナーの対象者
    C言語を理解している方。iOSアプリの開発を経験したことが中級者。
  • ■プロフィール
    1960 年生まれ。(有)オッティモ 代表取締役プログラマー。Apple社とはApple II ユーザとして1980年以来のおつき合い。ソフトを購入するお金がなかったので欲しいソフトを自作していたら、知らぬ間にプログラマーになっていた。代表作に「ColorMagician」「キューティマスコット」「キューティアルバム」「キューティポケット」「GrandMusee」「MOMENTO」「QTJOY」など多数のパッケージソフトがある。「ああ早く引退したいぜ!」と呟きながら、今日もマックのコクピットに座る。

各セミナーの進め方

 モニターで講師のプレゼンテーション画面を確認しながら進めるセミナー形式です。実機操作がともなうハンズオンではありませんが、ノートブックパソコンの持ち込みは可能です。ただし、参加者の操作速度に関係なく、講義は進行させていただきます。会場の各机には電源が用意されていますが、ネットワーク環境はありません。

申し込み

 ○以下のフォームに必要事項を記載し、お申込みください。
  折り返し、MOSA事務局から受付完了のmailをお送りいたします。

お申込はこちらのフォームから

 ○締め切り 2012年8月28日(火)受付分迄
  (但し、締め切り日以前でも定員となり次第締め切ります。)
 ○申込後三日以内(土日祝日は除く)に、MOSAからの返信がない場合は、
  お手数ですが、事務局までお知らせください。

皆さまのお申込をおまちしております!